ウィーンフェスティバル in WUK – KOINOBORIが参加しました

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報告が遅くなってしまい申し訳ありません!
2013年6月9日、連日続く雨天の心配をよそに、丁度準備として掲揚を始める2、3日前から晴れ間が広がり、当日は晴天の風もあり、ウィーン、そして日本から到着ほやほやの新鮮な鯉のぼり達は力強く泳ぎました。来場者の方々、子供達にもとても楽しんでもらえた素晴らしい一日で、総数260匹あまりの鯉のぼりも楽しそうにお客さんに挨拶をしていました。

あるWUKの関係者の方も、「WUKがかわいらしくなったわ」と微笑んで眺めてくれていました。

思えば私が〈ピネピネ高松〉赤松氏とこの企画の原型を話していた頃、鯉のぼり掲揚ということで(たとえばこのような異文化の風習が)その町、場所の風景が一変することでの日々そこを通る方々の進境、環境の変化、などにも繋がればすてきですね、と言っていたのを思い出しました。

開催は1日だけでしたが、興味をもって話しかけてくださった方々には少しですがプロジェクトの詳しい内容もお話させて頂く事もでき、応援のお言葉も頂きました。

皆さんにとってもすてきな記憶や思い出に残るようなものであった事を願います。

展示も、日本から鯉のぼりと一緒に泳いで来た中村夫妻の多大なご協力もあり2日間で仕上げる事が出来ました。片付けはみんなでてきぱきと手早く終わらせて頂く事もでき、又一つ、と行事を終わらせてもらえた事に感謝しております。
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また今回、あるテキスタイルの作家さんナタリー・ペレットさんの援助のもと、鯉のぼりの写真データを使ってシルクスクリーンでの鯉のぼりTシャツとエコバックを作って販売をしました。
また昨年チャリティー用に作って下さった〈Vienna international School〉の学生さんの鯉のぼりと、今年度参加下さった宮城県気仙沼の高校生達が作ってくれた鯉のぼりをある婦人に買って頂きました。 心強い援助と素敵な鯉のぼりをありがとうございました。

デザイナー高松氏による、〈リサイクル鯉のぼりバッグ〉も、「これは買わなきゃと」ご購入頂きました。高松氏のご援助により、こちらの売り上げは鯉のぼり郵送費に使わせて頂来ます。

そして私たちの天ぷらビュフェも大人気で、たくさんの方にお越し頂き、結局最後の最後まで天ぷら大会になり、WUKの中庭は香ばしい香りが漂っていました。天ぷら係の〈コケ申す。〉メンバー、おいしいおいしい天ぷらをありがとう!!!

今回の売り上げは4分割に、東北被災地、シリア難民、コケ申す。、お手伝いとして使わせて頂きます。

最後になりましたが、今回ウィーンフェスティバルへの参加招集を頂き非営利団体〈工房と文化の家WUK〉様、心から御礼申し上げます!!

コケ申す。