鯉のぼりプロジェクト2012

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こ のネットワークを通して様々な文化、分野の人々と関わり合い、意見交換や共同作業の中から コケに必要な水気とぬくみのように、自他そして他者への更なる理解、そして他者への配慮・親愛をもって視野拡大・新たな人と人とのつながりへと繋げて行 く。 コケ申す。のこの課題から、昨年4月、高松氏・赤松氏のKOI企画に出会い、このプロジェクトを共に活動、運営していくこととなりました。

子 供の成長に対する願いの込められた伝統的風習、鯉のぼり。鯉の様に難関な滝でも力強く泳ぎ登っていくたくましさ。この特徴を念頭におきさまざまな方への呼 びかけをさせて頂き、ウィーンそして昨年3月に震災に見舞われた東北の被災地でこのワークショップが行われ、それぞれの場所、またウィーン・福島・宮城と 場所を変えて掲揚されました。 被災地にはウィーンから応援メッセージの鯉のぼりも送られ、被災地の方からは、このワークショップが物資支援とはまた別に、精神面をささえてくれる大切な 企画だったというお言葉もいただきました。 鯉のぼりチャリティーオークション展 今回のチャリティーオークション展では、被災地の方々に何かの形で支援できないかという意図に、27人の作家さん、そしてVienna International Schoolの生徒さんが賛同しそれぞれに作って頂いた鯉のぼりを展示、そしてオークションに出させて頂く事になりました。ご参加下さった作家一連の皆 様、VIS 生徒の皆様、心から感謝申し上げます。 今回のオークションで集まった寄付金は、コケ申す。代表榎本ひさが個人的に現地の震災援助活動で関わっていた災害援助団体EARTHに更なる援助費用とし て送られ、そして今回の鯉のぼりプロジェクト運営費用援助、更なる鯉のぼりプロジェクトへの活動費として使わせて頂きます。多くの方々、さまざまな機関、 作家さんのご支援ご協力を得て、このこいのぼりチャリティー展を実施できることを、心から心から感謝いたします。また特にここSummerstageでの 開催にあたり、協力してくださったHerbert Brandl、 Thomas Angermair そして Oswald Schellmann 氏に、併せまして改めて感謝の意を表します。