原爆の日2013

 

祐子グルダ氏によるイニシアチブ

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原爆被害者のためのメモリアルデーとして8月7日を公式記念として行われている原爆記念行事。
鯉のぼり展示で参加させて頂きました!

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場所:ウィーン国連内
1120 Wien, Wagramer Strasse 5,
U1 Kaisermühlen/Vienna International Centre

時間:15時〜(2時半〜折り紙コーナーで折り鶴のワークショップがあります)

内容:挨拶
− Mr. Franz Kolar
Chief of the Vienna Office,
United Nations Office for Disarmament Affairs (UNODA)
− Ms. Vorian Maryssael
Director of the International Monitoring System Division (IMS),
Preparatory Commission for the Comprehensive Nuclear-Test-Ban
Treaty Organization (CTBTO)
− Mr. Klaus Renoldner
President, International Physicians for the Prevention
of Nuclear War (IPPNW) – Austria
モデレーター: Ms. Laura Videla
http://genbakunohi.com/

■また署名でご協力下さる方は下記にてよろしくお願い致します。
http://genbakunohi.com/deutsch/unterstuetzung.php

 

 

フランツ ミュラーさんへのありがとう

布屋さん フランツ ミュラーさんへのありがとう鯉のぼりワークショップ!!

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問 屋のような布屋さん – Textil Müller で、店主さんのフランツ ミュラーさんの寛大なご協力により鯉のぼりプロジェクトでの布の援助をして頂きています。今回は ありがとう鯉のぼりクリスマス ワークショップをさせて頂きます!ぜひいらして下さい!!!また店内で豊富な布の世界をご堪能ください!

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アドレス:

Textil Müller GmbH

A-3420 KRITZENDORF, Durchstichstraße 2

Tel : +43 (0)2243/ 21783-0

ウィーン フランツヨーゼフ駅からシュネルバーン(S-bahn) S40 でお越し下さい。

 

日時:2013年12月21日

1回目 午前 10 時から 12 時

2回目 午後 13 時から15 時

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対象:子供 3 歳時から (一グループに付き10人まで) 一時間から一時間半の目安。

 

ご予約を18日までにお願いします。:hiaa_a@yahoo.co.jp

 

時間帯のご希望の記入もよろしくお願い致します!!

 

福島県いわき市で伺ったお話

2011年4月と8月にボランティア活動のため、災害援助団体EARTHさんのお導きにより福島県いわき市に行きました。そのつながりから KOINOBORI Projekt での協同企画、義援金集めの企画へと発展していきました。
その後、東日本大震災から1年半経った2012年11月にお世話になった福島県いわき市を再訪問し、現地の方々とお話をさせて頂きました。下記のレポートは、その時の内容を「原発問題への住民の声」というかたちでまとめたものです。

東日本大震災から時間が経過した今、メディアで被災地に関する情報を取り上げられる機会が少なくなりました。この再訪問は、現地の現状を知る貴重な時間となり、今後もkokemoosとしてどのように被災地と関わっていけるか考えていきたいです。

福島県いわき市で伺ったお話  2012年11月 (震災から1年半後)

1. 原発問題への住民の声

    子供を思う親の気持ち

  • 甲状腺がんへの恐怖(原発事故の影響がある地域)
  • 子供を思うとヒステリックになってしまう
  • 元気であってほしい
  • 子供が屋外で遊べなくてストレスになってしまうのがつらい
  • 田舎のおばあちゃんの所に帰る様に、安心して帰れる、とは言い難いところに帰るかどうか(一時避難解除がだされ3ヶ月に1度帰宅できる様になった放射能数値が高い地域)

    食と健康

  • 自分はガンになるかもしれないと思いながら過ごしている
  • 後出しのつらさ/隠すなら一生隠しておいてほしかった放射能問題の情報、知識。自分の生まれ故郷に帰りたいと考えている人達への情報の重み。また何が正しくて何が間違っているかの判断がむつかしい
  • 畑を作る時に作っても大丈夫かしら?と心配する
  • 自分の田畑で作ったものが安全かどうか調べる数値測定器が設けられた。そのことで規定数値内のものを安心して息子(成人男性)も食べてくれるようになった
  • 生とゆでたものでの放射量の違い(竹の子)– ある農家の主婦の大発見 *食品の処理への新たな可能性*

    避難生活と仕事

  • 仮設にいる事で新たな情報がすぐ手に入る – 情報が欲しくて仮設に入っている人もいる
  • 避難したまま避難所/仮設住宅に住み着くかどうかで心が宙ぶらりん
  • 仮設に住んでいる人は生まれた地に帰りたい
  • 子供が屋外で遊べなくてストレスになってしまうのがつらい
  • 帰りたくても家がネズミに占拠されているように感じ、帰るかどうか迷ってしまう(一時帰国をされた方)
  • お金をもらっているから済む話じゃない事
    やる事がない(特に仮設住宅などに住むお年寄り)、
    土地がないとどうになもならない仕事/農家など(特にお年寄り)
  • よそにはなかなか行けない、行くところがない – 早く死にたいと考えてしまう70〜80歳のお年寄りの方
  • 賠償金で車を買う人の話を聞いて賠償金をもらっていない人が不公平感を感じる
    震災前から車購入を考えていたが『お金をもらっているからだ』と見られ肩身の狭い思いをする
  • 仮設が優遇されていると苦情を言う人もいる。(特に若者) 被災者受け入れ地住民と避難者の間での摩擦
  • イベントなどあると楽しみに来られる方が多い
  • イベントの入場料など、無料で参加する事に対して気が引ける人、または無料と言う事で依存する人

    震災後の変化、気づいたこと、忘れたくないこと

  • 誰かに怒りをぶつけても何の解決にもならない
  • 東電で働いている人、働いていた人の避難所生活での風当たりのわるさが気の毒
  • 震災直後の原発の被害を必死で止めた東電の職員が一年後に始めて、『怖かった、死ぬと思った』と打ち明けた。
  • 水を押し車で運ぶ大変さ
    →水の大切さを知る – まずは歯磨きを省いてみる(水の使い方を考える)
  • 意地悪だったおじいさんが壁直しを手伝ってくれた
  • 避難させてもらっているということを忘れない
  • 東日本全体が多かれ少なかれ被災している状況の中、外部から(東北含め国内各地域、また海外など)の励みは大変な力になる

2. 現状と今後の課題

    ボランティア活動からの視線

  • 同じ町の隣家同士でも放射能数値が違う
  • 草むらの作業など放射能がたまっている場所、箇所に気をつける
  • ボランティア団体に対する高速料金手当が無くなる
  • 同程度の被害に合っても、人それぞれで思いが違うこと。前向きに考えられる人と落ち込んでしまう人 – こころのケアの必要性
    2年前にあちこちであふれていた「絆」「たすけあい」。今こそ更に必要性を感じている。

    原発事故/補償金

  • 原発問題避難地域が避難指示解除準備、居住制限、帰還困難と分けられ、その土地に入れる時間が制限される(例えば浪江町では11月現在、3ヶ月に1度 9〜16時)
  • 原発20キロ圏内の地域の避難解除がでても、人が住めるようになるか先が見えないため、諦めモードが強まっている
  • 原発から25キロほどにある広野町の警戒解除後、町に帰って来た住民の数は人口5000人の内500 人
  • 自宅へ戻る人と戻らない人/戻れない人
  • 賠償金打ち切りのながれ

    ゴミ問題

  • 個人で出来ない作業の延滞問題
  • 業者が行う作業も制限、順番がある
  • 放射能が含まれていると言う事で撤去物、処理物の受け入れ拒否 – 中間置き場と決まってもそのまま置かれてしまうだけでごみが減らない

*このレポートは被災者の方々と引率下さった災害援助団体EARTHの方のお話をまとめたものです。個人的見解のため、不適切な表現などがありましたらこの場を借りてお詫び申し上げます。

コケ申す。代表 えのもとひさ

文章内容確認、ドイツ語翻訳、文章校正へのご協力を頂き心から御礼申し上げます。
文章内容確認:福島県浪江町震災被災者 H氏
翻訳援助:Gisela Kato
文章校正援助:Elfriede Penzinger、都築雅典

 

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気仙沼の子供達が描いた鯉のぼりがドイツで展示されます

ドイツ、ナウムブルグ市にあるフリードリッヒ・ニーチェも卒業した伝統ある全寮制学校、Landesschule Pfortaで気仙沼の子供達が描いた鯉のぼりが展示されます。

今週末の土曜日と日曜日に開催いたします。
8日 10:00-20:30
9日 10:00-16:30

Landesschule Pforta
Schulstraße 12
06628 Naumburg
Deutschland
+49 – (0)34463 / 35 171
www.landesschule-pforta.de

Landesschule Pfortaは東日本大震災後から東日本支援のために義援金を集めて下さいました。学校のあるナウムブルグ市教会も個別に義援金を集めて下さり、気仙沼市で子供達のためのワークショップをしてほしいと、その義援金を私に託してくれました。
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ウィーンフェスティバル in WUK – KOINOBORIが参加しました

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報告が遅くなってしまい申し訳ありません!
2013年6月9日、連日続く雨天の心配をよそに、丁度準備として掲揚を始める2、3日前から晴れ間が広がり、当日は晴天の風もあり、ウィーン、そして日本から到着ほやほやの新鮮な鯉のぼり達は力強く泳ぎました。来場者の方々、子供達にもとても楽しんでもらえた素晴らしい一日で、総数260匹あまりの鯉のぼりも楽しそうにお客さんに挨拶をしていました。

あるWUKの関係者の方も、「WUKがかわいらしくなったわ」と微笑んで眺めてくれていました。

思えば私が〈ピネピネ高松〉赤松氏とこの企画の原型を話していた頃、鯉のぼり掲揚ということで(たとえばこのような異文化の風習が)その町、場所の風景が一変することでの日々そこを通る方々の進境、環境の変化、などにも繋がればすてきですね、と言っていたのを思い出しました。

開催は1日だけでしたが、興味をもって話しかけてくださった方々には少しですがプロジェクトの詳しい内容もお話させて頂く事もでき、応援のお言葉も頂きました。

皆さんにとってもすてきな記憶や思い出に残るようなものであった事を願います。

展示も、日本から鯉のぼりと一緒に泳いで来た中村夫妻の多大なご協力もあり2日間で仕上げる事が出来ました。片付けはみんなでてきぱきと手早く終わらせて頂く事もでき、又一つ、と行事を終わらせてもらえた事に感謝しております。
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また今回、あるテキスタイルの作家さんナタリー・ペレットさんの援助のもと、鯉のぼりの写真データを使ってシルクスクリーンでの鯉のぼりTシャツとエコバックを作って販売をしました。
また昨年チャリティー用に作って下さった〈Vienna international School〉の学生さんの鯉のぼりと、今年度参加下さった宮城県気仙沼の高校生達が作ってくれた鯉のぼりをある婦人に買って頂きました。 心強い援助と素敵な鯉のぼりをありがとうございました。

デザイナー高松氏による、〈リサイクル鯉のぼりバッグ〉も、「これは買わなきゃと」ご購入頂きました。高松氏のご援助により、こちらの売り上げは鯉のぼり郵送費に使わせて頂来ます。

そして私たちの天ぷらビュフェも大人気で、たくさんの方にお越し頂き、結局最後の最後まで天ぷら大会になり、WUKの中庭は香ばしい香りが漂っていました。天ぷら係の〈コケ申す。〉メンバー、おいしいおいしい天ぷらをありがとう!!!

今回の売り上げは4分割に、東北被災地、シリア難民、コケ申す。、お手伝いとして使わせて頂きます。

最後になりましたが、今回ウィーンフェスティバルへの参加招集を頂き非営利団体〈工房と文化の家WUK〉様、心から御礼申し上げます!!

コケ申す。

 

東北大震災支援へのチャリティーイベント 報告

時が経つにつれ忘れかけて行く事あることは仕方がありません。
2011年、東北沖大震災、及び津波での被災に遭われた多くの方々は今もさまざまな問題、課題の中現地で生き続けています。

昨年ウィーンを拠点に結成された非営利団体〈人がつながるネットワーク機関 コケ申す。〉はある救援支援団体〈EARTH〉とのつながりから、ウィーンの様々な作家さんや学生さん達に作って頂いた独自の鯉のぼりでのチャリティーイベントをさせて頂く運びになりました。

参加下さった皆様、ご協力ご援助下さった皆様、チャリティーコンサートをして頂いた音楽家の皆様、心から感謝申し上げます。

当日は展示された鯉のぼりの下で、こどもの鯉のぼりワークショップや、コンサート、日本食ブュッフェなどのプログラムを行い、たくさんの方にお越し頂き楽しんで頂きました!

(集まった寄付金は4月に〈コケ申す。〉メンバーにより〈EARTH〉代表 鶴巻氏に受け渡されました!)

時: 2013年1月31日
場所: WUK-Projektraum, Währinger Straße 59, 1090 Wien
入場:有志
参加アーティスト:
− Nomadee  www.nomadee.com
feat. Rikey lil’Forest
− Pyrophoric Recorder 4tet
Karin Hageneders Quartett
feat.
Angela Stummer  www.angelandharp.com
Thomas Stempkowski  thomas-stempkowski.com
− Tanja Pidot  www.tanjapidot.com
− Trio Klok  www.klok.at
− Kakadu  www.myspace.com/kakadumusic
− Rikey lil’Forest  rikeylilforest.blog.comsoundcloud.com/rikey-lilforest

 

 

ウィーン各地区のお祭り(Bezirksfestwoche)にて鯉のぼりを掲揚させて頂きます!


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コケ申す。 ウィーン市の行事に参加させてもらいます!!

ウィーン市で行われている1日ごとにウィーン23区をまわって行われるウィーンフェスティバル(WIR SIND WIEN.FESTIVAL DER BEZIRKE)にて、今回「コケ申す。」は、9区にあるWUK(文化と工房の家)で、「さまざまな交換・交流(In Austausch treten) 」というテーマの催し物の一環として、KOINOBORI projektで参加させて頂きます!

2013年度、今回もまた東北やまた関東地方での鯉のぼりワークショップで作られたの鯉のぼり達、またウィーンの若者、子供達が描いてくれた鯉のぼりに、ぜひ会いにお立ち寄り下さい!!
また、今回は日本食のビュッフェ(12時〜3時)や、「コケ申す。× 鯉のぼり」のt-shirtsや鞄なども販売させて頂きます。
皆様のおこしを楽しみにしております!!!

ウィーンフェスティバル(WIR SIND WIEN.FESTIVAL DER BEZIRKE)
http://www.wien.gv.at/kultur-freizeit/festival-der-bezirke.html
WUK(文化と工房の家)
http://www.wuk.at/

レポート