ドイツ、ナウムブルグ市にあるフリードリッヒ・ニーチェも卒業した伝統ある全寮制学校、Landesschule Pfortaで気仙沼の子供達が描いた鯉のぼりが展示されます。
今週末の土曜日と日曜日に開催いたします。
8日 10:00-20:30
9日 10:00-16:30
Landesschule Pforta
Schulstraße 12
06628 Naumburg
Deutschland
+49 – (0)34463 / 35 171
www.landesschule-pforta.de
Landesschule Pfortaは東日本大震災後から東日本支援のために義援金を集めて下さいました。学校のあるナウムブルグ市教会も個別に義援金を集めて下さり、気仙沼市で子供達のためのワークショップをしてほしいと、その義援金を私に託してくれました。
その協力があり、2011年9月に宮城県気仙沼市で気仙沼市立唐桑中井小学校にて『Workshop 未来の夢の街』という8mに及ぶ巨大絵画を旧6年生児童と制作させて頂きました。
2012年12月には、宮城県気仙沼市のNPOネットワークオレンジ(知的障がい児童、青年のための社会支援団体)にて『Workshop 色と友達との対話』にて知的障がい、自閉症を伴う児童、青年達と5m、5mに及ぶ2つの巨大な抽象画が完成しました。
これをどのようにドイツで展示しようと考えているところに、ウィーンの非営利団体 人がつながるネットワーク機関 コケ申す。- KOKEMOOS を通して、KOINOBORI projectへのお誘いがありました。
鯉のぼりとする大きさも意図も偶然ですが完璧でしたので、子供達の健やかな成長、前向きな未来を祈る鯉のぼりに絵画を縫い上げさせて頂きました。(友達の助けがあったおかげで、気持ちを込めて根性の手縫いで出来上がりました。)
2013年4月にウィーンの桜祭りで、この鯉のぼり達を青空に泳がせました。
それに合わせ、気仙沼高校旧3年生有志が初主催したWorkshopで、子供達と描き上げた色とりどりの6mの鯉のぼりも気仙沼市よりウィーンに届き、合計4匹の気仙沼の巨大な鯉のぼりがウィーンの空を気持ちよく飛びました。
この鯉のぼり掲揚はKOINOBORI project、非営利団体 KOKEMOOS を通して、福島の子供達の鯉のぼり、戦争が絶えないシリアの子供達からの鯉のぼり、ウィーンの子供達の鯉のぼりと様々な地域から14匹の鯉のぼりが、ウィーンの空を泳ぎました。
人間は誰しもがいずれは老い、死んでいきます。いずれ、自分達がいなくなるだろう世の中でも、次世代の子供達が安全で平和な自然に満ちた地球で生きていけることを祈り、希望を込めて鯉のぼりを掲揚させて頂きます。
今回は、義援金を集めて下さったナウムブルグの皆さんにARIGATOを伝えたく気仙沼のワークショップ写真、ウィーンの鯉のぼり展示写真を含め、気仙沼の鯉のぼり展示をさせて頂きます。